2011年06月03日19時06分
リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 小林 正則 -5
2 キム・ヒョンテ -4
3 S・K・ホ -3
4 山下 和宏 -2
5 小泉 洋人 -1
丸山 大輔 -1
J・チョイ -1
8 川岸 良兼 0
9 クリス・キャンベル +1
秋葉 真一 +1
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好位置で決勝Rへ駒を進めた山下和宏、初優勝なるか(撮影:上山敬太)
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<日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills 2日目>◇3日◇宍戸ヒルズカントリークラブ(7,317ヤード・パー71)
茨城県にある宍戸ヒルズカントリークラブで開催中の、国内男子メジャー第2戦「日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills」の2日目。雨の中アンダーパーが3人しか出なかった初日と打って変わってこの日はアンダーで回る選手が急増。ディフェンディングチャンピオンの宮本勝昌はこの日4つスコアを伸ばしトータル3オーバー23位タイ、初日11オーバーと出遅れた谷口徹もこの日4ストローク伸ばしトータル7オーバーでカットラインに滑り込んだ。
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上位では小林正則が3つスコアを伸ばしトータル5アンダーで単独首位、H・T・キム、S・K・ホといった韓国勢もスコアを伸ばし上位に名前を連ねた。そんな中、初日1打差の3位で終えた山下和宏はこの日もガマンにガマンを重ね、順位こそ4位に落としたものの上位に食らいついている。
最大のピンチは15番パー5だ。ティショットを大きく左に曲げて隣の17番ホールのラフに打ち込むと、林越えはあきらめ17番ホールを逆走。「17番ティに向かって打ったら上手くティに乗ってくれた」そこから林越えに成功し4メートルにつけるとこれを沈めて執念でパーを拾った。すると流れは自然と訪れる。17番ではセカンドを厳しいラインにつけるも「事故みたいにバーディパットが入った」。終わってみればトータル2アンダーで首位とは3打差と好位置につけた。
初優勝が近いと期待されるプロとして注目を集めてきた山下だが、今一歩伸びきれず優勝を逃してきた。しかし、今季は「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」で河井博大が、さらに「とおとうみ浜松オープン」では小林が初優勝を達成した。「特に河井さんは刺激になりました。あの難しい小野東洋で僕達の模範となるようなプレーで優勝した。ああいうことが出来たらいいなと思う」。次は俺がという気持ちも自然と湧き上がってきている。「上手いが強くない」山下をこう表現するのは谷口徹。その殻をこの大舞台で破ってみせる。
【2日目の順位】
1位:小林正則(-5)
2位:H・T・キム(-4)
3位:S・K・ホ(-3)
4位:山下和宏(-2)
5位T:小泉洋人(-1)
5位T:丸山大輔(-1)
5位T:J・チョイ(-1)
8位:川岸良兼(E)
9位T:原口鉄也(+1)他6名
51位T:池田勇太(+6)他7名
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